世界の滅亡まであと1時間。女はベッドに腰掛けたまま躊躇していた。昔の恋人に電話をかけるか否か。 しばらく悩んだ末に電話をかけた。 「おかけになった電話は電源が入っていないか、電波が…」 女は枕にスマホを投げつけた。 どうせ、どうせ… 世界の滅亡ま…
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